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「HCX(VMware HCXテクノロジー)」とは

「HCX(VMware HCXテクノロジー)」は、2017年9月にスペイン・バルセロナで開催された「VMworld Europe 2017」でVMware社が発表した技術です。その概要について説明します。

HCX(VMware HCXテクノロジー)はVMware環境からのクラウド移行を加速するソリューション

HCX(VMware HCXテクノロジー)はVMware環境からのクラウド移行を加速するソリューション

HCXは「オンプレミスとVMware vSphereベースのクラウド間をシームレスに接続し、相互運用やアプリケーション・モビリティを実現する技術」のことで、仮想ネットワークのオーバーレイ機能やデータレプリケーション機能などにより、ダウンタイムなくワークロードのクラウド移行が可能です。

ハイブリッドクラウドを構築する際、オンプレミスとクラウド間におけるアプリケーションのポータビリティや、ローカルネットワークと広域ネットワークなどが混在することによる複雑なネットワーク構成が課題となります。VMware HCXテクノロジーは、これらを解決するために開発されました。

さらに、2018年3月のクラウドサービス「VMware Cloud」のアップデートに関する会見で、「HCXテクノロジー」と呼ばれていた技術をリブランドした「VMware Hybrid Cloud Extension」が発表されました。これは新たにプライベートクラウドへの対応が追加されたものです。

HCXの特長・メリット

HCXの特長は、従来から提供されていたネットワーク仮想化製品「VMware NSX」と同様に、アプリケーションのIPアドレス構成を保持したまま、オンプレミスのデータセンターからvSphereベースのクラウド事業者のデータセンター、複数のvSphereベースのクラウド事業者のデータセンター間などにおいて、ダウンタイムなしで移行が可能な点です。

WAN最適化、暗号化、プライベートネットワークとパブリックネットワーク間の負荷分散といった機能のほか、DR(ディザスタリカバリ)サービスも含まれています。

そして最大のメリットは、vSphereバージョンの違いを気にする必要がないことです。旧バージョンのVMware vSphereをオンプレミス環境で運用していても、最新版との差分を吸収してくれるため、移行のハードルが極めて低くなります。

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