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ニフティクラウド 顧客管理システム事例「@nifty顧客管理システム」

1,000万件超の会員レコードをクラウドへ移行、 DBにPostgreSQLを導入しコストを圧縮。

ニフティ株式会社では、同社の運営する「アット・ニフティ」のサービス開始以来30年分に亘る会員レコード1000万件を含む会員管理情報システムを、サーバーの償却に伴うリプレイスのタイミングにあわせて、オンプレミスからニフティクラウドへ移行した。経営層からの指示により、自社サービスであるニフティクラウドを利用するのはもちろん、ライセンスが高額なOracleDBをオープンソースのPostgreSQLを導入することで、システム全体のコストを圧縮し、安定稼働するシステムへの移行を実現した。

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ニフティ株式会社 ネットワークサービス事業部 基幹システム部 澤口 隼人氏

澤口 隼人

ニフティ株式会社 ネットワークサービス事業部 基幹システム部

ニフティ株式会社 ネットワークサービス事業部 基幹システム部 西原 俊輔氏

西原 俊輔

ニフティ株式会社 ネットワークサービス事業部 基幹システム部

安岡 真奈美

ニフティ株式会社 ネットワークサービス事業部 基幹システム部

――アット・ニフティの基幹システム(会員管理システム)をクラウドへ移行

ニフティ:アット・ニフティの会員管理システムをクラウドに移行した経緯について教えてください。

安岡氏:現在のサーバーが老朽化し償却期間を迎えていたため、新たなサーバーへの更新を行う必要があったのですが、ちょうど経営陣がニフティクラウドを利用した基幹システムのリプレイスをオーダーしていたのが最も大きな理由でした。また、同時に経営陣からはもう一つのオーダーがありました。それは、全社的に長年利用してきたOracle(DBソフトウエア)を、クラウド移行のタイミングで、安価に利用できるオープンソースのDBソフト(PostgreSQL)に乗り換えるというものでした。ただし、Oracleは全社で包括契約しているため、このシステムだけがPostgreSQLに乗り換えてもコスト的なメリットはそれほど大きくありません。しかしながら、30年にも渡るパソコン通信時代からの膨大な会員情報のレコードを蓄積しているデータベースの移行が各部門に与えるインパクトによって、全社的なOracle脱却の流れを加速させようという判断もありました。

ニフティ:会員管理システムといういわゆる基幹システムをクラウドへ移行するにあたって不安感はなかったでしょうか?

西原氏:そもそも、ニフティクラウドのデータセンターと同じ場所にサーバーを設置していたこともありますし、従来からアット・ニフティのポータルサイトでニフティクラウドは安定稼働をしていた実績がありましたので、不安はありませんでした。従来のシステムについても、2003年に運用を開始して以来大きなトラブルは発生していませんが、現在までの間に老朽化したサーバーについては安定稼働を担保するために数回のリプレースを行っています。いわゆる基幹システムは当然のごとく安定稼働を求められるものですので、常に最新のハードウェア・ソフトウエアを利用できるだけでなく、万が一の時には必要なITリソースを短時間で追加できるという点で、クラウドへの移行は大きなメリットがあると考えました。

――Oracleからの移行はデータマイグレーションが難関

ニフティ:OracleからPostgreSQLへ移行に際して苦労した点はありますか?

澤口氏:膨大なデータを同期する必要がありますので、データのマイグレーション作業が大変でした。データ同期ツール「SymmetricDS」を利用してデータの整合性を取りながら移行を行いました。ただし、オープンソースのソフトウエアですし、国内代理店が存在しないこともありますので、利用の際は注意が必要だと思います。

ニフティ:ニフティクラウドに移行することでどのようなメリットがありましたか?

安岡氏:コスト面では、単純なサーバーの費用だけでなくソフトウエアやインフラ費用も含めると安くなるでしょう。運用面では、会員管理データベースという極めて重要なシステムであり、クラウドであってもスペック的に余裕があるシステム構成・運用にせざるをえません。負荷に応じてスペックをあげたり、サーバーを増やしたりといったクラウドならではの機能についてのメリットはあまり享受できないのですが、日常的な運用のしやすさ・安心感は増えたと思います。

西原氏:物理サーバーを定期的にリプレイスするためには、システム構築の手間だけでなく見積もりを取ったり稟議書を書いたりと煩雑な社内手続きが必要ですので、そういった無駄な工数が大幅に削減されるのは大きなメリットです。

ニフティ:今後の取り組みについてお聞かせください。

安岡氏:基幹システムという特性上、安定稼働を最重視して運用を続けていくのはもちろんですが、ニフティクラウドの機能を活用して、運用の省力化やサーバー構成の最適化を行い、コストを下げられるようにしていきたいと思います。また、全社的なクラウド移行とOracleからPostgreSQL移行についても社内にノウハウを共有して横展開を図っていきたいと思います。

ニフティ:本日はありがとうございました。

@nifty顧客管理システム [顧客管理システム]

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企業情報

ニフティ株式会社
ニフティ株式会社

インターネットサービスプロバイダを主力事業とし、ブログサービス、クラウドサービスといったインターネット関連サービスを開発・提供している企業。

  • ※注製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
  • ※注本インタビューは2015年7月30日に行いました。2015年7月30日現在の情報です。

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