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ニフティクラウド ゲートウェイサーバー事例「KAAZING Gateway」

「KAAZING GW」+ニフティクラウドで高信頼・高安定のオークションシステムを構築

株式会社オークネットは、さらなる事業の拡大を目指し、その第一歩として全国100カ所以上の現車会場で開催されるオークションの様子をひとつの画面に表示する「ネットワークオークション観戦システム」を構築した。2015年度中にはオークションへの参加機能も搭載し、約2万5000人の会員に提供することを計画している。

オークションというミッションクリティカルなシステムだけに、その運用基盤となるクラウドの信頼性・安定性、ネットワーク品質の高さは絶対条件だが、今回システムの構築を担当したグループ会社の株式会社オークネット・アイビーエスは、ニフティクラウドを迷わず採用。

「WebSocketプロトコル」に対応した同社が提供するゲートウェイサーバー「KAAZING GW」、およびマルチデバイスに対応したシステムを実現した。今後同社はニフティクラウドと「KAAZING GW」を活用したIoT基盤の構築も検討している。

  • ※KAAZING、およびKAAZING WebSocket Gateway は、米国Kaazing Corporation の、米国およびその他の国における登録商標または商標です。
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株式会社オークネット・アイビーエス 技術統括室 統括GM 黒柳 為之氏

黒柳 為之

株式会社オークネット・アイビーエス 技術統括室 統括GM

――ミッションクリティカルなオークションシステム基盤には高水準の信頼性と安定性が必要

ニフティ:「ネットワークオートオークション観戦システム」とは、どのようなシステムでしょうか?

黒柳氏:かねてよりオークネットでは、全国100カ所以上ある現車会場を生中継。リアルタイムで参加可能なオークションシステムを提供してきました。しかし既存のシステムでは全てのオークションをひとつの画面に表示できず、また、アプリケーションもPCのみの提供となっていたため、スマートフォンやタブレットには対応していませんでした。そこで今回、こうした問題を解決するため、また将来の事業拡大を目指し、「ネットワークオークション観戦システム」を構築することになりました。

ニフティ:運用基盤にクラウドを採用した理由はどのようなものですか?

黒柳氏:オンプレミスの場合、導入や保守に大きなコストがかかってしまいますし、事前にアクセス数を予想するのは難しいため、サーバーのサイジングが困難という問題もあります。さらに、サーバーを社内で運用すると、光熱費や物理的なスペース代も必要です。そこでオークネットでは、従来より“持たない経営”を指向しています。

また、今回のシステムは社内限定のいわばパイロット版です。これから機能を追加、ブラッシュアップした上での本格リリースとなりますが、こうした場合はスケールアウトが容易なクラウドが向いています。

ニフティ:ニフティクラウドを選択した理由を教えてください。

黒柳氏:オークションというミッションクリティカルなシステムであることを考えれば、当然その基盤には高水準の信頼性と安定性、ネットワーク品質が求められます。現在は毎日、全国どこかでオークションが開催されていますが、木曜日に行われるものが最も多く、20会場44レーンとなっています。つまりひとつの画面で最大44個の映像を同時に表示する必要があります。

さらに、オークションシステムでポイントとなるのが価格の表示です。現在のシステムでは50mm/secで価格を表示させていますが、もしすべての会場すべてのレーンでオークションが開催されれば、1秒間に8000のトランザクションが発生します。つまり、これだけのセッションに耐えられるだけのパフォーマンスが求められるのです。

こうした諸条件を考え合わせれば、答えはニフティクラウドの一択でした。実は別サービスで長らくニフティクラウドを利用してきたのですが、ただの一度もダウンしたことがなく、その安定性と信頼性は信用していました。また、格段に速いスピードをはじめとしたネットワーク品質の高さも評価のポイントとなりました。

ニフティ:ほかに何か選定の決め手となったものはありますか?

黒柳氏:本システムを検討する過程で、大量のトランザクションが発生するケースを想定し、オークネットが提供しているゲートウェイサーバー「KAAZING GW」を導入することを決めました。「KAAZING GW」が搭載している「WebSocket」は、全二重、非同期での高速なリアルタイム通信が可能になる標準プロトコルで、HTTP通信と比べて、送受信データサイズを大幅に小さくできることが特徴です。加えて「KAAZING GW」は、「WebSocket」非対応ブラウザやネイティブアプリでの高速通信、セキュリティの担保、データ増加に合わせたシステムスケールアップなどの機能も備えています。また、大量のトランザクションが発生しても自動で負荷を分散してくれるので、運用の手間も省けます。

実は「KAAZING GW」をクラウドに導入するのは、国内では今回が初めてのケースになります。新しい技術をサーバーに導入する場合、万が一に備えてクラウド事業者側との連携とコミュニケーションが取れることが重要です。国内のサービスであるニフティクラウドなら日本語が通じますし、気心の知れた相手でもあります。これもニフティクラウドを選ぶ理由のひとつとなりましたね。

――ニフティクラウド+KAAZING GWでIoTシステムの基盤構築を目指す

ニフティ:ユーザーの反応はいかがでしょう?

黒柳氏:社員からは「ひとつの画面で全ての会場が見ることができ、とても便利になった」という声が届いています。また、スマートフォンやタブレットなどのデバイスからも問題なく使えているようです。現在は社員が観戦に利用しているだけですが、2015年度中にはオークションへの参加や課金機能も追加し、約2万5000人いる会員へ提供していくことを計画しています。それを考えるとまだまだ発展途上の段階だと思いますので、今後、必要になる機能の開発を視野に入れつつ、より使いやすいシステムになるようチューニングを重ねていきたいと思います。

ニフティ:ニフティクラウドの使い勝手はいかがですか。

黒柳氏:ニフティクラウドとは2010年からのお付き合いですが、コントロールパネルが日本語で見やすく使いやすいのがよいですね。通信速度も安定していますし、サービスの品質については非常に満足しています。

ニフティ:今後の展望について教えてください。

黒柳氏:今でこそオークネットのお客様は国内のみですが、今後は海外、例えばアジアへ展開できればと考えています。そういった意味では、海外リージョンがあると嬉しいですね。オークションシステムには遅延が許されませんが、通信速度はデータセンターからの距離に依存しますから。他の会社でも、品質の高いニフティクラウドのサービスを海外でも利用したいという方は多いのではないでしょうか。

また、オークネット・アイビーエスとしては、ニフティクラウドを基盤として「KAAZING GW」を活用したサービス拡販を計画しています。これが実現すれば、いま巷で注目を集めているIoTのシステム基盤としても十分、活用できると思います。

ニフティ:本日はありがとうございました。

KAAZING Gateway

KAAZING Gateway [ゲートウェイサーバー]

株式会社オークネットは、さらなる事業の拡大を目指し、その第一歩として全国100カ所以上の現車会場で開催されるオークションの様子をひとつの画面に表示する「ネットワークオークション観戦システム」を構築した。2015年度中にはオークションへの参加機能も搭載し、約2万5000人の会員に提供することを計画している。 オークションというミッションクリティカルなシステムだけに、その運用基盤となるクラウドの信頼性・安定性、ネットワーク品質の高さは絶対条件だが、今回システムの 構築を担当したグループ会社の株式会社オークネット・アイビーエスは、ニフティク ラウドを迷わず採用。「WebSocketプロトコル」に対応した同社が提供するゲートウェイサーバー「KAAZING GW」、およびマルチデバイスに対応したシステムを実現した。今後同社はニフティクラウドと「KAAZING GW」を活用したIoT基盤の構築も検討している。

企業情報

株式会社オークネット・アイビーエス
株式会社オークネット・アイビーエス

2015年1月5日に新会社としてスタートした株式会社オークネットのIT戦略子会社。リアルタイムオークションの世界で培った技術とノウハウに、最先端のソフトウェアやツールを組み合わせることで、「リアルタイムWeb」「IoT(Internet of Things)」を実現するプラットフォームを提供。リアルタイムWebソリューション、爆速検索ソリューション、モバイルデバイスソリューションなどに加え、Websocketゲートウェイサーバー「KAAZING GW」の販売も行っている。

  • ※注製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
  • ※注本インタビューは2015年3月11日に行いました。2015年3月11日現在の情報です。

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