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ニフティクラウド事例紹介

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ニフティクラウド 移行支援サービス事例「移行支援サービス for NIFTY Cloud」

この度、クラウド移行支援サービスを提供する株式会社DTSの中村俊則氏と、ゲーム攻略サイト「GAYM」の移行について実際にサービスを利用されたデジタルゲイト株式会社の中村望氏にインタビューを行いました。

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株式会社DTS ITインテグレーション事業本部 ITプラットフォーム部 プロジェクトマネージャー 中村 俊則氏

中村 俊則

株式会社DTS ITインテグレーション事業本部 ITプラットフォーム部 プロジェクトマネージャー

2003年4月に株式会社データ通信システム(現:株式会社DTS)に入社。主に通信、金融などさまざまな業種のWebシステム構築のプロジェクトを担当し、ハードウェアの選定・導入〜データベース設計など幅広い分野に携わる。そのノウハウを活かし、クラウド上でのシステム構築など、新しいサービスへの検討を行っている。

デジタルゲイト株式会社様 コンテンツ運営事業最高責任者 中村 望氏

中村 望

デジタルゲイト株式会社様 コンテンツ運営事業最高責任者

2006年 デジタルゲイト株式会社に入社。 主に新規事業開発の担当役員として従事。 2009年 ゲーム攻略サイト「GAYM」の運営開始に伴い、コンテンツ事業の最高責任者として現在に至る。

――トラフィックの増減の激しいゲーム攻略情報サイト。サーバーコストと運用の煩雑さが課題

ニフティ:ゲーム攻略サイト「GAYM」について教えてください。

デジタルゲイト 中村氏:人気ゲームの攻略記事を、モバイル、PC、スマートフォン向けに提供するサイトです。

ニフティ:PV数は発表されていますか?

デジタルゲイト 中村氏:これまでで一番PVが多かったのは、「ファイナルファンタジー13」がリリースされた2009年の12月で月間7000万PV、また2011年1月も、前月に「モンスターハンターポータブル3rd」がリリースされた影響で6000万PVでした。

ニフティ:この時期はシステム移行前ですね?

デジタルゲイト 中村氏:はい。当時は専用サーバーを利用し、コスト面から台数に上限のある中で運用していたため、2010年1月にはその上限で処理できなくなり、限られた予算での増強に海外のクラウドを使ってしのぎました。また当時のシステムは会員向けと非会員向けのコンテンツを別の環境で運用していたため、1つの変更のために、2回、テストを含めると4回も同じ作業をしなければならないという問題も抱えていたのです。利用しているパッケージのバージョンアップも滞りがちでセキュリティ的にも不安な要素がありました。

ニフティ:そこで、システムの見直しを検討されたのでしょうか?

デジタルゲイト 中村氏:はい。いろいろ検討する中、2010年の夏ぐらいにニフティクラウドの試験的な利用を開始しました。その後本格的に利用すべく、ニフティを通じて、パートナーのDTS様をご紹介いただきました。弊社にサーバーに詳しいスタッフはいませんし、サーバー会社の知り合いもいなかったことから、サーバー構築からおまかせできる会社を紹介してほしいという相談をしたのです。

ニフティ:DTS様のほうでは、どのようなご対応をされましたか?

DTS 中村氏:「アプリケーション側の責任は負うので箱だけ用意してください」とご相談いただき、弊社の「移行支援サービス for NIFTY Cloud」をご提案しました。サイトの性格上、深夜や土日に負荷が高まりますので、問題が起きればその都度ご担当の方が対応されていたということもあり、オートスケール構成に加え、24時間365日の有人システム監視「ReSM for NIFTY Cloud」も提案しました。

ニフティ:システムはすべてクラウドに集約されたのですが、もともとそういった方針だったのでしょうか?

デジタルゲイト 中村氏:はい。弊社のサイトは、人気ゲームのリリースによってトラフィックが極端に変わりますニフティクラウドのオートスケールで対応することで、従来の専用サーバーと費用を比較したコストメリットもあります。これを会社に説明して移行を承諾してもいました。海外のクラウドを使っていた時期もありましたが、コントロールパネルが英語で使いにくいという印象でした。ニフティクラウドのコントロールパネルは日本語で非常に使いやすいです。

ゲーム攻略サイト「GAYM」PC版

ゲーム攻略サイト「GAYM」PC版

――オートスケールを活用した柔軟な構成と、運用負荷を軽減する監視サービスで課題を解決

ニフティ:実際にシステムを移行されたのはいつ頃でしょうか?

デジタルゲイト 中村氏:相談を始めたのは2010年の12月でした。その後弊社側のアプリケーションの改修や専用サーバーの解約のタイミングにあわせて、2011年4月末に移行が完了しました。オートスケール構成にあわせて、広告の管理やログ取得の方法を変える改修をアプリケーション側に施しサイトのリニューアルとスマートフォン版の新規作成の準備も並行して行っていました。専用サーバーの解約申し込みをすることで、スケジュールが確定していましたので、アプリケーション改修は非常に焦りました。

ニフティ:移行前後のシステム構成はどのように変化しましたか?

DTS 中村氏:移行前は専用サーバーが10台と、海外のクラウド利用によるWebサーバー数台という構成でした。現在はニフティクラウドに8台+αです。ロードバランサー配下にWebサーバーが3台、データベース2台、管理用が1台、画像などのコンテンツ用に1台、そしてオートスケール用に待機するウェブサーバーが1台です。トラフィックが増えると、オートスケール用のサーバーのクローンが増えていきます。移行作業の期間は1カ月半くらいで、設計とテストを除くと構築自体は2週間です。

ニフティ:今回の移行で苦労した点はありますか?

DTS 中村氏:オートスケールを使うが故に、サーバー上のログ管理が難しいことや、コンテンツを更新したときに各サーバーに常に最新の状態にする点で工夫が必要でした。アプリケーションの改修自体はデジタルゲイト様が担当されましたが、負荷対策についてのご相談いただいた際には弊社側でもさまざまな検討を行いました。また、セキュリティ面では、システムを構成するパッケージの選定を慎重に行いました。

ニフティ:オートスケールの設定・構築で苦労した点と、どのように解決したかをお聞かせください。

DTS 中村氏:オートスケールのウェブサーバーは、負荷が落ちた時に縮退をします。そのため、縮退するウェブサーバーのハードディスクにログデータなどを残していた場合、ウェブサーバーが消えるとそのログも消えてしまいます。そこで、オートスケールするウェブサーバーのログは別のログ保管用サーバーに書き込むようにしています。
また、オートスケールのサーバーは一定時間毎に常に生成・縮退を繰り返すので、すべてのウェブサーバーでオートスケールを適用させることは不安です。 そこで、ロードバランサー配下に通常のウェブサーバー3台とオートスケール用ウェブサーバー1台を置き、一定の閾値を超えた場合、オートスケール用ウェブサーバーが増えるような仕組みにしています。

「GAYM」携帯版/「GAYM」スマートフォン版

「GAYM」携帯版/「GAYM」スマートフォン版

ニフティ:移行後はどのような状況でしょうか

デジタルゲイト 中村氏:オートスケールを利用して、自動的にサーバーが増えるようにしています。土曜の夜間などは、3〜6台程度増えていることが多いですね。夜中や週末に急遽対応に追われることもなくなり、とにかく運用が楽になりました。
あとはサーバーの設定をイメージ化して保存し、低額でコピーできるので非常に便利です。
全体的な運用負荷が軽減されたことで、メイン業務のアプリ開発に集中できるようになったことが何よりのメリットだと思います。
また、サーバーのコストも以前より下がっていますし、セキュリティ面の不安も解消されております。

DTS 中村氏:最初は、月間7000万というPV数をお聞きして「正直怖いなあ」と思っていましたが、ある程度の見込をつけて設計できました。ニフティクラウドの場合、弊社の移行サービスと監視サービス双方がマッチしますので、今回はそのいい事例となっています。現在のところ非常にうまく処理できていますので、私どもとしても嬉しく思っています。

ニフティ:今後の展望やニフティクラウドに対する要望についてお聞かせください。

デジタルゲイト 中村氏:サイトとしては、掲示板など、ユーザー同士がにぎわうようなコンテンツを検討しています。さらに、ゲーム攻略だけでない新たな分野のコンテンツも模索中です。サーバーの設定をイメージ化して低額で保存することができます。何かアイデアを思いついた時には、コピー操作でサーバー構築ができ、すぐに開発できるというのが便利ですね。

DTS 中村氏:弊社としては、移行サービス、システム監視サービスのほか、セキュリティ監視サービスも提供させていただいております。ユーザーとしてサーバーにアクセスし、不審なアプリケーションがダウンロードされないかなどを確認するものです。通常はサービス保守契約で各種パッケージのバージョン管理をさせていただくのですが、その費用が捻出できない場合でも、保守よりもお安いこのサービスをご利用いただけば、問題があった場合にすぐに検知できますので、ニフティクラウドを利用される方にもっとご利用いただきたいと考えております。

ニフティ:本日はどうもありがとうございました。

移行支援サービス for NIFTY Cloud

移行支援サービス for NIFTY Cloud [移行支援サービス]

いまのシステムをクラウドに移行したい。でも、どうすればいいのか分からない。そんなお悩みに、システムインテグレーターとして培ってきた構築〜運用ノウハウでおこたえし、ご担当者様も安心のシステム移行を実現します。大規模システムから中小規模のシステム、インフラ、アプリケーション、データ移行など、さまざまなご要望をサポート。移行後のシステム運用もすべてお任せ。初めてのクラウド導入からその運用管理まで、ワンストップでご提供します。

企業情報

株式会社DTS
株式会社DTS

DTSは、総合力を備えたシステムインテグレータ(Sier)として、IaaS/PaaS/SaaSの各クラウドサービスを活用することで、これまでよりも低コストで高品質なサービスをお客様に提供します。

  • ※注製品名および会社名はそれぞれの会社の商標または登録商標です。
  • ※注本インタビューは2011年8月18日に行いました。2011年8月18日現在の情報です。

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